千葉県復興支援PR業務実施

『つくおき』のnozomiさんが台風被害にあった千葉の菜花を復興応援!
食のインフルエンサーを起用し現地生産者訪問、1日料理イベントを実施。
SNS、ブログで商品を使用したオリジナルレシピや動画を発信し全国にPRしました。

『千葉県公式PRチャンネル』では動画で紹介!

『つくおき』のnozomiさんが千葉の菜花を復興応援!1日料理イベントレポート

2019年秋、日本各地を襲った大型台風。千葉県も甚大な被害を受け、農作物にも影響を与えました。
台風被害に負けず、旬を迎えた千葉の名産品「菜花」を応援しようと、『つくおき』のnozomiさんが現地を訪問!復興支援として、新鮮な菜花を使った料理イベントが開催されました。その様子を詳しくお伝えします。

千葉の名産品・菜花で料理を作り、おいしく食べて応援しよう!

2020年2月、レシピサイト『つくおき』を運営するnozomiさんによる、復興支援イベントが開催されました。
房総半島南端部、安房(あわ)と呼ばれる地域で育てられている「菜花」。最盛期を迎える菜花のおいしさを、nozomiさんの料理で発信します。
菜花のほ場や出荷の見学、そしてクッキングデモの様子までを密着レポートいたします!

温暖な気候で育つ安房の菜花

温暖な気候で過ごしやすい千葉県・房総半島南端部。
安房(あわ)と呼ばれるこのエリアでは「菜花」の栽培が盛んで、1~3月頃に最盛期を迎えます。
しかし、2019年秋に相次いで起こった台風や記録的な豪雨で、千葉県全域が甚大な被害を受けました。

台風や豪雨に負けずに育ち、旬を迎えた菜花を「作って食べて応援しよう」と駆けつけたのは、
レシピサイト『つくおき』のnozomiさんです。

『つくおき』で人気の料理研究家・nozomiさん

作り置き・常備菜のレシピサイト『つくおき』を運営するnozomiさん

身近な材料でまとめて作っておけるレシピの発信で人気を博し、
「第3回料理レシピ本大賞」では大賞を受賞。
『つくおき』レシピ本の発行部数はシリーズ5冊で累計108万部を突破。
Instagramフォロワー数は現在128万人を超える人気料理研究家です。

料理づくりの前に、菜花のほ場を見学

料理づくりの前に、まずは菜花の”ほ場”を見学。
生産者の小柴さんに案内していただきながら、特徴などを詳しく伺います。

稲作を終えた田んぼで育てられる菜花

この地域は冬でも霜が降りない温暖な気候のため、昔から花の栽培が盛んでした。
昭和18年頃に南房総市の白浜で菜花の栽培がスタート。
昭和30年頃からは安房(館山市、南房総市、鴨川市、鋸南町)の三市一町で取り組むようになりました。

この地域では、黄色の花をつける観賞用を花菜(はなな)、食用を菜花(なばな)と呼び、区別をしています。

収獲は花蕾(からい)と呼ばれるつぼみが付いたものを一緒に茎を刈り取り、束ねて出荷をしていきます。
一度刈り取っても付け根から次々と側枝(そくし)が伸びてくるため、何度も収穫できるのが特徴です。

菜花は湿気に弱いため、ウイルスなどにかかると、ほ場全部に影響が出てしまいます。
今年は度重なる台風で種の撒きなおしなどを余儀なくされましたが、nozomiさんがほ場を訪れた
2月下旬には、茎が太く、色つやの良い菜花が育っていました。

葉酸やビタミンA、Cなど栄養豊富な菜花。ほんのり甘い茎とほろ苦い蕾の味わいは「春を呼ぶ野菜」
とされ、1~3月には出荷の最盛期を迎えます。

菜花を観察していると、千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」が登場!
nozomiさんと一緒に出荷場を見学します。

手作業で行う出荷作業

菜花の出荷作業はすべて手作業です。

収獲した菜花は蕾を揃え、11.5㎝の木箱に4段積み重ねてカット。
このように、紙でくるっと巻いて整えたものは「人形巻き」と呼ばれています。

自宅で食べる際は包装を外してから、茎を包丁で軽く切り落とすのがポイント。
生け花のように水を吸いこみ、茎や葉がシャキッとするのでおすすめです。

菜花は暖かいとすぐ花が咲いてしまうのですが、おいしさは変わらないそう。
気になる場合は料理の飾りや観賞用としても楽しめます。

安房の菜花は約210gの人形巻きのほか、100gの少量パックでも販売されています。

新鮮な菜花でいよいよ調理!

見学を終えた後は、いよいよnozomiさんのクッキング・デモンストレーション!
今回は安房の菜花を使ったオープンオムレツを作ります。

彩り豊かな「菜花のオープンオムレツ」

材料は菜花、卵、にんじん、ベーコン、チーズ。
彩り豊かで目を惹くオムレツができそうです!

食べやすくカットした菜花とベーコン、そして千切りにしたにんじんを炒めます。
しんなりと色鮮やかになってきたら、クッキングシートを敷いたバットに取り分けます。

溶けるチーズを加えた溶き卵を流し入れ、平らにならします。
この卵液には、風味とコクをプラスするマヨネーズと、甘みや水分保持のための砂糖が
入っているのがポイントです。

200℃のオーブンで20~25分ほど焼きます。竹串を刺し、卵液が付いてこなければ出来上がり。
おいしそうな焼き色の「菜花のオープンオムレツ」が完成です!

粗熱が取れてから切り分けてみると、断面もキレイ!お弁当にもいいですね。
オーブンに入れたらあとはおまかせ。何度でも作りたくなる手軽さです。

菜花について教えてくれた小柴さん、そしてチーバくんと一緒に試食!
小柴さんは「菜花のほろ苦さや甘さにチーズの塩気が加わって、とてもおいしいですね」
と思わず笑顔になりました。

作って食べておいしく応援!

昨年の度重なる台風により、多くの被害を受けた千葉県。
今回nozomiさんが訪れた安房地域も、強風で屋根瓦が飛ばされるなどの被害が出ています。
家々の多くは、今もビニールシートで覆われていました。

大変な災害を乗り越え、収穫時期を迎えた菜花は、まさに春の訪れを感じさせてくれる味わいです。

皆さんも作って食べて、千葉の復興をおいしく応援してみてはいかがでしょうか。

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